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2025年5月16日、中東への外遊を終え、米ホワイトハウスに戻ったトランプ米大統領=ロイター

 トランプ米大統領は17日、SNSで「月曜日(19日)の午前10時、ロシアのプーチン大統領と電話で協議する」と明らかにした。ロシアが侵攻するウクライナでの「大量殺人の停止」や、貿易問題について話し合うと説明している。

 トランプ氏によると、プーチン氏との協議後、ウクライナのゼレンスキー大統領や北大西洋条約機構(NATO)の加盟国とも協議する。トランプ氏は「これが実りの多い日になり、停戦に至り、この極めて暴力的な戦争が終わることを願う」と続けている。

 また米国務省報道官は17日、ルビオ米国務長官とロシアのラブロフ外相が電話で協議し、ルビオ氏が「即時停戦と暴力の終結を求めるトランプ大統領の要請」をラブロフ氏側に強く訴えたと発表した。

 ロシアとウクライナは16日、トルコのイスタンブールで3年ぶりに直接協議した。トランプ氏はこれに先立ち、自らとプーチン氏とが話さない限り「何も起こらない」と述べ、仲介者としての役割を誇示していた。

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