トランプ米大統領が、イラン最高指導者のハメネイ師を殺害するイスラエルの計画を制止したと、ロイター通信が15日に報じた。トランプ氏はイスラエルによるイラン攻撃への米国の関与を否定し、停戦合意を求める発言を続けている。
ロイター通信などによると、ハメネイ師を殺害できる機会があると、ここ数日の間にイスラエル側から連絡があったが、トランプ氏がその計画を退け、実行には移されなかった。米政府高官は、イランが米国人を殺害していない限りは、イランの政治指導者を標的にすることはないとの考えを示したという。
この報道について、イスラエルのネタニヤフ首相は15日、FOXニュースのインタビューで「起きてもいない会話についての誤報が多すぎる。私はそうした話には立ち入らない」としたうえで、「我々はやるべきことをやるということだ」と述べた。
■トランプ氏、停戦合意への取…
