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2025年6月18日、米ホワイトハウスで取材に応じるトランプ大統領=ロイター

 トランプ米大統領は18日、イランに対して米軍が攻撃に踏み切るかどうかについて「やるかもしれないし、やらないかもしれない」と明言を避けた。米政府は軍事介入を選択肢として検討していると報じられており、トランプ氏の決断への注目が高まっている。

 ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、イランの核施設への攻撃の可能性を問われたトランプ氏は「私が何をするかは誰にも分からない」と述べた。イランに無条件降伏を求める考えを改めて示したうえで「来週は非常に重要になる。もっと早くなるかもしれない」との認識も示した。

 また、イスラエルからの攻撃を受ける前に、イランが米国との交渉に応じなかったとして「なぜ2週間前に交渉しなかったんだ?そうすればうまくいっていたのに」と批判。ただし、今後の交渉について「遅すぎるということはない」と可能性をもたせ、「(イラン側が)ホワイトハウスに来たいと言ってきた」として姿勢に変化が生じているとの見方も示した。

 こうした状況を受け、ヘグセ…

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