2025年6月18日、米ホワイトハウスで取材に応じるトランプ大統領=ロイター

 トランプ米大統領は18日、イランに対して米軍が攻撃に踏み切るかどうかについて「何をするべきか考えは持っている」としつつ、まだ最終的な決断はしていないと述べた。トランプ氏がイランへの攻撃計画を非公式に承認したとの報道も出ており、決断への注目が高まっている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは18日、トランプ氏が17日夜に、イランへの攻撃計画を非公式に承認したと関係者の証言をもとに報じた。ただし最終的な命令は保留しており、イランが核開発の計画を放棄するかを見極める意向だという。

 18日午後、トランプ氏はホワイトハウスで記者団の取材に応じ、軍事行動をめぐって「考えは持っている」とした上で、「だが最終決定は、実行する直前に下すのが好きだ。戦争では物事が一瞬で変わるからだ」と語った。

 また、党内から攻撃への反対…

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