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2025年3月20日、米ホワイトハウスで教育省の閉鎖に向けた大統領令に署名したトランプ大統領(左)と、マクマホン教育長官=ロイター

 トランプ米大統領は20日、教育省の閉鎖に向けて、業務を大幅に縮小する大統領令に署名した。トランプ氏は同省の業務には無駄が多く、リベラルな思想に偏っているとして「廃止」を公約に掲げていた。

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 ホワイトハウスで開かれた署名式で、トランプ氏は「私は教育省を完全に廃止するための大統領令に署名する」と述べた。

 ホワイトハウスによると、大統領令は教育省に「大幅な組織縮小」を指示するもの。ただちに同省を廃止するわけではなく、低所得の学生への助成といった重要な業務は継続するという。

 政府機関を廃止する権限は連邦議会に与えられおり、大統領の一存では廃止できない。共和党は上下院で多数派を占めるが、廃止のための重要法案の成立には上院(定数100)で60人の賛成が必要で、実現の見通しは立っていない。

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 トランプ氏は教育省の廃止を…

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