米国の首都ワシントン近郊のレーガン空港付近で旅客機と米陸軍のヘリコプターが衝突した事故をめぐり、トランプ大統領が30日、記者会見をした。事故原因は分からないとしつつも、バイデン前政権下で人材の多様化を進めたことへの批判を繰り返した。
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トランプ氏は「残念ながら生存者はいない」と述べ、「米国の首都にとって、暗く耐えがたい一夜だった」と犠牲者に哀悼の意を示した。
その上で、トランプ氏はバイデン前政権への批判に多くの時間を割いた。主張したのは、民主党政権で進められた「DEI」(多様性・公平性・包摂性)の推進が、航空管制官らの人材レベルの低下につながったという政治的な批判だ。
トランプ氏は、民主党が連邦…