トランプ米大統領は7日、関税をめぐる日米協議の担当閣僚として、ベッセント財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表を指名した。ベッセント氏が自身のSNSへの投稿で明らかにした。ベッセント氏は「関税、非関税障壁、通貨問題、政府補助金に関する今後の生産的な取り組みを楽しみにしている」とつづり、日米間の為替相場も議題になるとの見通しを示した。
- 石破首相、トランプ氏と相互関税で電話協議 担当閣僚を指名し協議へ
トランプ大統領は2日、ほぼ全ての国・地域に関税をかける「相互関税」の発動を発表。日本に対しては9日から「24%」の高税率を適用する考えを示した。
これを受け、石破茂首相はトランプ氏と7日、電話協議。両首脳は、それぞれ担当閣僚を指名して、協議を続けていくことで一致した。
ベッセント氏は「70カ国近…