トランプ米大統領は14日、自らが進める高関税政策の打撃を受ける自動車メーカーに対し救済策を検討していることを明らかにした。関税の一定期間の減免などが想定される。具体的なメーカー名には言及しなかったが、米国での生産を強めることが条件になる。
トランプ氏は、関税から適用除外となる製品について記者団から問われ、「一部の自動車メーカーを助ける何らかの方策を検討している」と語った。
対象となるのは、メキシコやカナダなどからの部品の調達を米国国内での調達に切り替えるメーカー。製造業がサプライチェーン(供給網)を変更するには一定の期間が必要になることに配慮した。
また、相互関税から米アップ…