米国のトランプ前大統領が銃撃されて1週間となった20日、事件後初となる選挙集会が中西部ミシガン州で開かれた。会場周辺は地元警察が厳戒態勢を敷き、大きな混乱はなかった。事件直後は「団結」を訴え、政敵批判を抑えていたトランプ氏だが、この日は再びバイデン大統領らに対する激しい言葉を口にした。
選挙集会は、同州グランドラピッズ中心部のアリーナで行われた。地元警察は建物の前の大通りを封鎖し、警官や保安官が馬や自転車に乗って周辺をパトロールした。
ペンシルベニア州で13日にあった集会では、容疑者が建物の屋根にのぼってトランプ氏を狙撃したため、集会会場の周りの立体駐車場や商業施設などの上層階にも、多くの警官らが配置された。
会場の前には、1キロ以上に…