日米貿易協定に合意する共同声明の署名式を終え、握手を交わす安倍晋三首相(当時、左)とトランプ米大統領=2019年9月25日午後0時18分、米ニューヨーク、岩下毅撮影

 各国への「相互関税」を発表したトランプ米大統領は2日、ホワイトハウスでの演説で「日本」にも何度も言及した。日本との貿易の不均衡さに不満を漏らす一方で、安倍晋三元首相との過去のやりとりを振り返る場面もあった。

  • 【詳細は】トランプ大統領、相互関税を発表 日本は「24%」、国ごとに税率
  • データでわかるトランプ関税 「相互関税」?発表で最大の山場に

「トヨタは米国に100万台を販売しているのに…」

 50分近くに及んだ演説のなかで、最初に日本に触れたのは、自動車貿易をめぐる話題のなかだった。

 トランプ氏は、米国が輸入する乗用車には2.5%の関税しかかけていないとしたうえで、「欧州連合は我々に対して10%以上の関税を課している。インドは70%だ。そして、おそらく最もやっかいなのは、韓国や日本、そのほか多くの国々による非関税障壁だ」と述べた。

 非関税障壁とは、日本の国内…

共有
Exit mobile version