トランプ米大統領は28日、人道危機の深刻さが増すパレスチナ自治区ガザの状況について「子どもたちは本当に飢餓状態にある」と述べ、「ガザに飢餓は存在しない」というイスラエルのネタニヤフ首相の主張を否定した。米国としてガザに食料配給センターを設置する方針も明かした。
訪問先の英ターンベリーにある自身の一族企業のゴルフリゾートで、スターマー英首相との会談中に、記者団に述べた。
トランプ氏は「ガザに飢餓は存在しない」という評価に同意するかと問われ、「テレビを見る限りそうは思えない。子どもたちは非常に飢えているように見える」と回答。米国は多額の資金と食料をガザに提供してきたが、「多くは（イスラム組織）ハマスに盗まれた」とも主張した。
その上で「子どもたちは本当…
