トランプ米大統領は6日、米国とメキシコが加盟する自由貿易協定の対象の「あらゆる物品」について、「メキシコが関税を支払う必要はないことに同意した」と自身のSNSに投稿した。メキシコのシェインバウム大統領と協議し、合意したという。自身が4日にメキシコに発動した25%の関税について、多くの製品で停止を認めるものだ。
トランプ氏は一方で、合意は4月2日までの時限的なものだと説明した。4月2日に米国の関税の引き上げを可能にする「相互関税」を発動する意向で、メキシコがその対象から外れたわけではないことを示した。
米国は、「米国・メキシコ・カナダ協定（USMCA）」を結んでおり、多くの製品について、一定の条件のもとで関税を削減している。トランプ氏はUSMCAの対象になっているメキシコ製品であれば、25%関税の対象外にする考えだ。
投稿では、「私はシェインバ…
