11月の米大統領選で2回目の当選を目指すトランプ前大統領(78)は18日夜(日本時間19日午前)、ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催中の共和党全国大会で、党の指名候補の受諾演説をした。13日の銃撃事件で右耳を負傷してから、公の場で演説するのは初めて。これまでは選挙戦のテーマとして「報復」を掲げてきたが、この日の演説では「団結」を強く打ち出した。
トランプ氏は18日の党大会最終日に登壇。銃撃事件で負傷した右耳には白いガーゼをつけ、「自分の命を奪う目前のところまで銃弾がせまった」と事件を振り返った。
事件のとき、聴衆の中にいて銃弾が当たって亡くなったコリー・コンペラトーレさんが着用していた消防服を壇上に持ち込み、追悼の意を示した。
トランプ氏は「社会の中の不…