トランプ米大統領は13日、「日本がとてもとても急激に方針を変更している」と記者団に語った。日米関税交渉が念頭とみられるが、具体的な中身には触れなかった。
一方でトランプ氏は、「彼ら(日本)は我々の自動車を受け入れないだろうし、我々の農産品のほとんども受け入れないだろう」と語った。
- トランプ氏、日本に関税25%と表明 書簡を投稿、8月1日発動へ
米国は現在、日本に10%の相互関税や、25%の自動車関税などを発動している。トランプ氏は日本に対し、8月1日に相互関税を25%に引き上げる方針を示しており、日本側は税率削減に向け交渉を急ぐ方針だ。
日本はこれまで、赤沢亮正経済再生相が7回訪米するなどして米側の閣僚と関税協議を重ねてきた。ただ、日本側が求める自動車関税の削減などで折り合いがつかず、合意に達していない。