2025年4月29日、米ミシガン州ウォーレンでの集会に姿を現したトランプ大統領=ロイター

 トランプ米大統領は29日、就任から100日の節目に合わせて中西部ミシガン州デトロイト郊外で大規模な集会を開いた。トランプ氏は「歴代大統領の中で最も素晴らしい100日間のスタートだった」と自画自賛した。

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 1月20日の就任式以来、トランプ氏が集会で演説するのは初めて。「この14週間で世界が目撃してきたのは『常識の革命』だ」として、国境警備の強化、良い教育、ローンの低金利、強い軍隊、低い税金といった国民の期待に応えてきたと語った。

 トランプ氏はバイデン前政権を批判したうえで、「いまや、私たちは世界中から尊敬されている」と主張。「世界中が会いに来ている。インドからも、フランス、スペイン、中国からもだ。みんな『ディール(取引)をしたい』と言っている」と述べ、高関税をめぐり各国から協議を求められている現状を誇った。

 さらに、自動車産業が盛んな…

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