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2025年9月7日、米ホワイトハウスで記者団に話すトランプ米大統領=ロイター

 トランプ米大統領は9日、カタールの首都ドーハで起きたイスラム組織ハマスに対するイスラエルの攻撃について「主権国家であり米国の同盟国であるカタール国内で一方的に攻撃することは、イスラエルにとっても米国にとっても、目標達成の役に立たない」と批判的に言及した。SNSに投稿した。「(イスラエルの)ネタニヤフ首相が決めたことで、私の決定ではない」とも強調した。

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 トランプ氏によると、ドーハでの「差し迫った攻撃」について9日朝に米軍から報告を受けた。ウィトコフ米中東担当特使からカタール側に伝えるよう指示したが、被害を止めるのには間に合わなかった。トランプ氏は攻撃後にネタニヤフ氏から「平和のためだ」と告げられたという。

 停戦の仲介に強い意欲を示し…

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