ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、オランダ・ハーグで約2カ月ぶりにトランプ米大統領と会談した。ゼレンスキー氏は「中東における作戦の成功に祝意を示した」とし、イランの核施設への攻撃を事実上支持する姿勢を見せた。
- トランプ氏、イランと「来週協議」 核合意のゆくえは「気にしない」
ゼレンスキー氏のSNS投稿によると、両首脳は米国製の防空システムの購入やドローン(無人機)の共同生産の可能性について議論。戦況のほか、トルコで5、6月にあったロシアとの直接協議についても話したという。ウクライナメディアによると、会談は予定を超えて45分間続いた。
ロシアの攻撃は激化しており、ウクライナにとって市民の生命や財産を守る防空体制の強化が課題となっている。特に、弾道ミサイルを迎撃するには米国製の地対空ミサイルシステム「パトリオット」が重要となる。
トランプ氏は25日の会見で…