トランプ米大統領と中国の習近平（シーチンピン）国家主席による首脳会談をめぐり、近く開催する方向で米中両政府が調整を進めているとの報道が相次いだ。関税のかけ合いとなる中、両首脳の直接対話が実現するか注目される。
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香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは10日、複数の外交筋の話として、早ければ4月にもトランプ氏が訪中する可能性があると報じた。記事によると、トランプ氏は習氏をフロリダ州にある私邸「マール・ア・ラーゴ」に招待する意向を示す一方、中国側はワシントンでの開催かトランプ氏の訪中といった「より正式な会談」を望んでいるという。
同紙は、中国の国会に当たる全国人民代表大会（全人代）の11日の閉幕後にトランプ氏を中国に招くことができれば「習氏にとって重要な外交的勝利となる」との関係者の見方も伝えた。
「6月に米国で」報道も
一方、米紙ウォールストリー…
