ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は19日、トランプ米大統領と電話で協議を始めた。ワシントンで激しい口論なった2月28日以来、両首脳が直接対話するのは初めて。
トランプ氏は18日にロシアのプーチン大統領と電話で協議をしており、その詳細をゼレンスキー氏と共有するとともに、ウクライナの和平に向けた次の段階を議論する。トランプ、プーチン両氏の協議では、エネルギー施設に限定した攻撃の停止で合意しているが、プーチン氏は全面的な即時停戦には応じなかった。
ゼレンスキー氏は今回の協議で、トランプ氏の不興を買わないよう留意しつつ、プーチン氏には戦争を終わらせる気がないことを伝え、対ロ制裁の強化を求めるとみられる。
電話協議の実施は、ゼレンス…