英国のウィンザー城で2025年9月17日、並んで立つ英国のチャールズ国王(左から2番目)とカミラ王妃、トランプ大統領(右から2番目)と妻メラニア氏=ロイター

 トランプ米大統領は18日、国賓としての訪英を終え、帰国の途についた。英国はなぜトランプ氏を招待し、トランプ氏はどう応え、どんな成果と課題が残されたのか。

  • 米英の重要課題、ウクライナの現状はいま 市民の声に耳を傾けて

 「この歴史的な2度目の国賓訪問は、両国の唯一無二の絆を祝う瞬間です。ただ、我々は今日、それをはるかに超え、新しい時代に向けて特別な関係を刷新したのです」

 スターマー英首相は18日午後、トランプ氏と並んで行った会見でそう語った。この日はトランプ氏をロンドン郊外にある首相の公式別荘に招き、首脳会談を実施。米国の建国250周年を来年に控えるなか、「二つの偉大な国」として未来を築いていきたいと述べた。

国賓訪問、なぜ異例の「2度目」?

 英国への国賓訪問は、外務省…

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