トランプ米政権が6月14日に首都ワシントンで開く予定の軍事パレードが波紋を呼んでいる。巨額の費用がかかる見通しであるうえ、開催日がトランプ大統領の誕生日にあたることから、自らのためにパレードを「私物化」するのではないかとの疑念が広がっているためだ。現状でわかっていることをまとめた。
①陸軍創設を祝う行事
パレードが開かれる14日は、陸軍創設250年にあたる。式典の関連団体は21日の声明で、パレードの趣旨について「米陸軍の伝統と強さをたたえ、愛国心と技術革新の未来を見据える」と説明。陸軍によると当日は車両150台、軍用機50機のほか、約6600人の兵士が参加する予定だ。トランプ氏も演説を行うという。
②費用は
陸軍は朝日新聞に対し、パレ…