トランプ次期米大統領が元不倫相手への口止め料の授受を隠すために業務記録を偽造したとされる事件で、ニューヨーク州地裁は22日、有罪評決を受けて26日に予定されていた量刑言い渡しの延期を発表した。新たな日程は明らかにされていない。来年1月20日の大統領就任式前にトランプ氏に量刑を言い渡されないことが濃厚になった。
- 有罪評決受けたトランプ氏裁判 量刑言い渡し延期に検察同意 凍結も
トランプ氏は5月30日、米大統領経験者として史上初めて陪審員から有罪の評決を受けた。量刑は裁判官が別途検討し、最長で禁錮4年の刑になる可能性がある。
ただ、トランプ氏の弁護団は手続きの延期を求めていた。ニューヨーク州の検察も、トランプ氏が11月の米大統領選で勝利し来年の就任式まで時間がないことなどを考慮して、今月19日に延期に同意。双方が了承したことで、マーシャン判事が延期を判断した。
トランプ氏側の広報責任者ス…
