国連安全保障理事会は18日、多国間主義に関する閣僚級会合を開いたが、米ロ両国が改めてそれぞれの国の利益を優先する姿勢を示した。トランプ政権が人道支援などの対外援助を一時停止した米国は、国連への支援を全体的に見直していると表明。ロシアは関係を強化している北朝鮮への制裁見直しを訴えた。
- トランプ氏、国連人権理事会から再び脱退 親イスラエルの姿勢を強調
すでに国連人権理事会からの脱退を表明している米国は、他の国連機関への関与を見直しているとした。その一つは第1次トランプ政権が離脱した国連教育科学文化機関（ユネスコ）で、「反イスラエル感情」が理由だとした。
シェイ国連臨時代理大使は「…
