今月26日から販売される「巳」年の正月和菓子=2024年12月6日、愛知県豊橋市南小池町、戸村登撮影

 青緑のトルコ石を抱え込んだ白蛇の和菓子――。愛知県豊橋市の和菓子店「お亀堂」が年末から売り出す、干支(えと)にちなんだ正月和菓子だ。製造後、冷凍され、新年を待つ。

 今年で14年目の取り組み。巳(み)をテーマにしたのは今回が2度目で、前回は白蛇をかたどったまんじゅうを売り出したが、あまり売れなかったという。今回はパワーストーンのトルコ石に、縁起のいい白蛇をあしらって神秘的なデザインに仕上げた。白蛇と宝玉は、白あんにぎゅうひを加えて練り込んだ「練り切り」で、宝玉の中にはこしあんが入っている。

 約6千個を製造し、今月26日から1月上旬まで販売する。購入した客と菓子の「巳」が目が合うよう、見上げるようにつくられている。1個600円(税込み)。直営店で購入でき、予約(0120・300・334)も受けつけている。

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