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福岡県

 JR鹿児島線の笹原駅(福岡市南区)で17日午後1時50分ごろ、福間発二日市行き下り普通列車(6両編成)が停止位置を約7メートル行き過ぎて停車した。運転士が眠気を感じてブレーキ操作が遅れたという。

 1、2両目で乗降できなくなったため、車掌は1、2両目のドアが開かないよう操作した。確認のため全車両のドアを一時的に開閉した際、降りようとした少なくとも2人の乗客がドアに挟まれたという。乗客1人から「肩が痛い」と申し出があった。ドアの開閉確認をすることを乗客に放送で注意していなかったことが原因という。

 JR九州によると、この列車は出発が約10分遅れた。約300人が乗っていて、笹原駅では約70人が降り、約10人が乗ったという。

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