ドイツ連邦議会で2024年12月16日、自身の信任投票の前に演説するショルツ首相=ロイター

 ドイツ連邦議会は16日、政権の連立崩壊を受けてショルツ首相が求めた信任投票を行い、反対多数で否決した。不信任となったショルツ首相は、シュタインマイヤー大統領に議会の解散を提案。今後、大統領によって議会が解散され、来年2月23日に総選挙が行われる見通し。

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 選挙戦では、低迷する経済の再建や移民・難民政策、ロシアのウクライナ侵攻への対応などが主な争点になる。

 ドイツの首相の信任投票が否決されるのは2005年のシュレーダー元首相以来、19年ぶりとなった。16日の投票は賛成207、反対394、棄権116。可決には議会(定数733)の過半数の賛成が必要だったが、届かなかった。

 社会民主党(SPD)を率い…

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