ドクターイエローの車両(中央)の前でスタンプをおす子どもたち=2025年8月19日、名古屋市港区のリニア・鉄道館、溝脇正撮影

 朝日新聞名古屋報道センターとメ~テレによる読者・視聴者との交流イベント「親子で学ぶ!鉄道の現在と未来」(特別協力・JR東海)が19日、名古屋市内で開かれた。19組44人の親子らが参加し、朝日新聞で鉄道がテーマのウェブコラムを連載していた島貫凌アナウンサーとともに、安全輸送を支える現場をのぞいたり、鉄道の進化について学んだりした。

 午前の部は、JR東海の名古屋工場(名古屋市中川区)を訪れた。昨年に開場100年を迎えたこの工場は、名古屋駅から南西約3キロに位置し、在来線車両の検査や整備を担う「心臓部」だ。

 最初に工場長の伊藤一さんが「JR東海は(在来線の)電車と気動車あわせて約1200両を持っています。すべての車両が一定の期間を経たり、距離を走ったりすると、この名古屋工場へ戻ってきます」と説明。「これまでの見学会などは工場がお休みの日でした。今日は初めて工場が動いているときに見学をしていただきます」と話すと、参加者からどよめきが起こった。

車両内部やドア、入念に点検

 さっそく工場内へ。足元には…

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