メッツ戦の六回、適時打を放つドジャースの大谷=AFP時事

 大リーグは、大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースと、千賀滉大が所属するメッツによるナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第6戦が20日(日本時間21日)、ロサンゼルスのドジャース本拠で行われ、ドジャースが10―5でメッツを下した。ドジャースは対戦成績を4勝2敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出を決めた。WSはヤンキースとの顔合わせで、25日(日本時間26日)にドジャース本拠で第1戦がある。

大谷翔平、タイムリー含む2安打

 第6戦でドジャースの大谷は「1番・指名打者」で先発出場し、六回に適時打を放つなど、4打数2安打1打点2得点。メッツの千賀は七回から6番手でマウンドに上がったが、1回と3分の2を投げて3失点。八回、大谷との直接対決は四球だった。

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 ドジャースは救援投手のコーペックを先発させ、小刻みに継投していく「ブルペンデー」で臨み、メッツは第2戦で好投した左腕マナイアが先発。

 メッツは一回表、制球が定まらないコーペックを攻め、2死三塁からアロンソの内野安打で1点を先制した。

 ドジャースの大谷は一回裏、先頭の第1打席、外角球を中前に運んで出塁。これで4試合連続安打となった。この後、1死一、三塁からエドマンが左翼線への2点二塁打を放ってドジャースが逆転した。

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 大谷の第2打席は二回裏1死一塁で回ってきたが、空振り三振に倒れた。この回、ドジャースは無得点に終わった。

 ドジャースは三回裏、無死一…

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