ドラマ「こんばんは、朝山家です。」の一場面。夫妻役を演じる小澤征悦さん(左)と中村アンさん=ABCテレビ提供

 キレる妻と残念な夫を中心に家族一丸となって様々な困難を乗り越えるホームドラマ「こんばんは、朝山家です。」(毎週日曜夜10時15分)が、6日から始まりました。ドラマは脚本・監督を務める足立紳さんの家族の生活をつづった日記が原案。山崎宏太プロデューサーが、ドラマの見どころをしゃべっちゃいます。

 日曜夜に放送がスタートしたドラマ「こんばんは、朝山家です。」は、脚本家・足立紳さんが家族との日々をつづった日記をベースにした一家奮闘の物語。小澤征悦さん演じる脚本家の賢太と、中村アンさん演じる妻の朝子のけんかシーンがみどころです。

 第1話は、足立さんがNHKの朝ドラ「ブギウギ」を執筆していた当時のエピソードが元になっています。自分が執筆したドラマ「ムキムキ」の初回放送を家族と一緒に見たい賢太を、余裕がない朝子や、子どもたちは見向きもしない。朝子から見れば賢太は自分のことしか考えない夫で、イライラが止まりません。

 足立さんは実際、「ブギウギ」初回を1人で鑑賞したそうです。「第1話だけでも見てほしい!」という足立さん、賢太の気持ちは私も痛いほど分かります。第1話はTVerで無料見逃し配信中ですので、ご覧頂けるとうれしいです。

 この先、朝山家は賢太の夢である映画制作に向け、生活がさらに混乱していき、突然の別れにも直面します。まるで現実の人生のように予測できない物語を、よその家庭をのぞき見るような感覚でお楽しみください。

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