鳥取県大山町の食品販売会社「ビッグワン」が販売しているドレッシングが、第2回ドレッシング選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)で銀賞を受けた。県によると、このコンテストで入賞するのは県内初という。
受賞したのは「星取県の大山ごぼうとごまの焙煎(ばいせん)ドレッシング」。ビッグワンによると、大山山麓(さんろく)で取れたゴボウを直火の窯で焙煎し、ゴマを加えた。角切りしたゴボウが混じり、食感も味わえるという。
県によると、第2回選手権には全国から63商品がエントリー。3月にあった最終審査に16商品が進み、ビッグワンのドレッシングは最高金賞、金賞に次ぐ3番手の入賞だった。
ビッグワンの土井一朗社長らは11日、県庁を訪れて平井伸治知事に受賞を報告。サラダにかけて試食した平井知事は、「濃厚でドレッシング自体でおいしい。ゴマの味が濃いですね」などと話した。
「焙煎ドレッシング」は280ミリリットル入り498円(税別)。県内外のスーパーや量販店などで1月から売られているという。(清野貴幸)