エルサレムの地方裁判所は29日、汚職などの罪で起訴されているイスラエルのネタニヤフ首相の裁判で、近く予定されていた本人が証言する公判を延期すると発表した。AFP通信によると、ネタニヤフ氏の弁護人は26日、イランとの停戦後の状況を踏まえ、「安全保障上の課題」に専念できるよう、2週間の証言免除を申請していた。
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AFPによると、裁判所は27日、この請求をいったん退けたが、その後、ネタニヤフ氏本人や、対外諜報(ちょうほう)機関モサドや軍情報部のトップらから説明を受けた上で判断を変更したという。
裁判所の決定をめぐっては…