オンラインモールなどのインターネットで購入した製品による事故が増加している。2023年度の事故発生件数は14年度の2.7倍で、この10年間で1617件あった。法令の技術基準を満たさない粗悪品が流通しており、注意が必要だ。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、最も事故が多かった製品は、モバイルバッテリーや電気工具用バッテリーなどの「バッテリー」で、372件だった。そのうち、販売元が特定できなかった「事業者不明」は228件で6割を占めた。
バッテリーのほとんどの事故は充電中に起きているという。過充電を防ぐ安全装置がなかったり、内蔵されているリチウムイオン電池の品質が悪かったりすることが、出火につながったとみられるという。
次に多いのが、充電器(11…