Z世代の若者らによる政府への抗議デモで首相が退任したネパールで、女性で初めて最高裁判所長官を務めたスシラ・カルキ氏を暫定政権の首相または内閣のトップとする方向で、大統領や軍トップ、政党代表らが合意したと地元英字紙カトマンズ・ポストが伝えた。ただ、新体制発足の手続きとして議会を解散すべきかについては意見がまとまらず、議論が続いている。また、一連のデモによる確認された死者が警官3人を含め計51人になったと報じた。
- 「私たちも入れてくれ」軍司令部前、マイクで叫ぶ若者 ネパールデモ
ネパールでは8日から、Z世代の若者を中心とする政府への抗議デモが激化し、オリ前首相が辞任を表明。閣僚が相次ぎ避難し、政治空白が続いている。
姿の見えない大統領
弁護士など65の専門職団体…
