【動画】空爆の被害を受けるガザ地区のハンユニス=ロイター
イスラエル軍ラジオなどは13日、軍がパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラム組織ハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ氏を標的とした空爆をおこなったと伝えた。ガザ保健省はこの空爆で少なくとも71人が死亡、289人が負傷したとしている。デイフ氏が巻き込まれたかどうかなど、攻撃の詳しい状況は明らかになっていない。
ロイター通信によると、ハマスは声明で、デイフ氏が狙われたとされたことについて「虚偽だ」とし、「攻撃を正当化するためのものだ」と主張した。ガザ保健省は、今回の被害について「ここ数週間で最悪」と説明したという。
イスラエル軍ラジオによると、死者の中にはデイフ氏の護衛役らハマス関係者が含まれているとしている。デイフ氏らは空爆当時、フェンスで囲まれた民間施設の中にいたという。
イスラエルのネットメディア…