米大統領選からバイデン大統領(81)が撤退した後に実施された世論調査の結果が出そろい始めた。共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(59)の支持率は現時点でほぼ互角の情勢となっている。
バイデン氏が撤退を表明した21日以降に実施された主な世論調査は六つある。うち四つではトランプ氏が先行するが、二つではハリス氏が上回った。両者の差は誤差の範囲に収まるものが多い。
米紙ニューヨーク・タイムズは25日、独自の世論調査結果をもとに、情勢が「討論会前の状態にリセットされた」と報じた。投票を考えている有権者の間で、トランプ氏がハリス氏を48%対47%でわずかに上回った。7月上旬の調査ではトランプ氏がバイデン氏を6ポイント差でリードしており、差が縮まった。
バイデン氏が苦手としていた…