米ノースカロライナ州ローリーで16日、演説する民主党の大統領候補のハリス副大統領=AP

 米民主党のハリス副大統領は16日、大統領選に向けた経済公約を発表した。米国民1億人以上に対する減税や、医療費の借金の帳消しなどが柱。物価高(インフレ)対策が選挙の争点となる中、中間層の生活支援に重点を置いたが、バラマキとの批判も招きそうだ。

 「母は家を買うために、10年以上貯金をしていた」「私は小遣いを稼ぐため、マクドナルドでバイトをしていた」

 大統領選の接戦州の一つ、南部ノースカロライナ州。ハリス氏はこの日の演説で、自身も中間層の家庭の出身で、日々の暮らしの苦労を知っているとアピールした。

 こうした演出をするのも、今…

共有
Exit mobile version