ウクライナ第2の都市、ハルキウで7日未明、ロシア軍による大規模な攻撃があった。警察によると、3人が死亡したほか、生後1カ月半の男児を含む21人が負傷したという。
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ウクライナ空軍によると、ロシア軍は6日夜から7日朝にかけて、おとり機を含めて206機のドローン(無人機)と9発のミサイルを発射。前夜にもドローン407機とミサイル45発を使用しており、2夜連続の大規模攻撃となった。
ハルキウ州のシネフボウ知事によると、7日未明の攻撃はハルキウのほか周辺の7集落に及び、同州だけで50機以上のドローンが使われた。ウクライナ外務省はX(旧ツイッター)で、午前3時から2時間にわたって爆発音が響いたと指摘。対ロ制裁とウクライナの防衛能力の強化の必要性を改めて訴えた。