赤レンガパーク近くの駐輪場にはヘルメット盗難注意の看板が複数ある=2024年8月8日、横浜市中区、村上潤治撮影

 横浜市の観光スポットである赤レンガパークや大さん橋、象の鼻パークなどで、オートバイのヘルメットや通話のためのインカムの盗難が相次いでいる。観光客らの被害が目立つといい、神奈川県警横浜水上署は「ヘルメットを置いたままにせず、重たくても離れる時は手に持って」と注意を呼びかけている。

 署によると、中区新港地区を中心に、今年の盗難件数は8月7日時点で15件にのぼり、昨年1年間の14件を上回った。1~6月は0~3件だったが、7月に6件と急増した。防犯カメラがない横浜赤レンガパーク周辺の駐輪場が6件を占めた。

 観光地だけに週末は駐輪場に県外ナンバーの二輪も目立つ。ミラーにかけたままのヘルメットも少なくないといい、盗まれたものはネットで転売されている可能性もあるという。(村上潤治)

共有
Exit mobile version