2025年4月15日、米シカゴで開かれた集会で演説したバイデン前大統領=AP

 バイデン前米大統領は15日、退任後初めてとなった公の場での演説で、トランプ大統領への批判を展開した。トランプ政権が強引に政府の人員削減を進めたことで、社会保障を受ける国民の間に不安が広がっていると訴えた。

 バイデン氏はこの日、シカゴで開かれた障害者支援団体の集会で演説した。「この政権は、わずか100日足らずで信じがたいほどの損害と破壊をもたらした」とトランプ政権を糾弾した。

 さらにバイデン氏は「誰もキングではない。誰もボスではない」と語り、「(この国が)こんなに分断されたことはなかった」と米国の現状に警鐘を鳴らした。

 この日の演説で、バイデン氏…

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