トランプ前米大統領が元不倫相手への口止め料を隠すために業務記録を偽造した罪で有罪とされたことを受け、バイデン大統領の選挙陣営の広報担当者は30日、「ニューヨークで今日、何人も法を超越しないことが示された」とする声明を出した。
バイデン氏は30日午前に地元のデラウェア州に戻り、評決の後、公の場には姿を見せていない。ホワイトハウスのサムズ報道官は同日、「我々は法の支配を尊重していて、それ以上のコメントはない」とする短い声明を出した。
バイデン陣営の声明はニューヨークの裁判所で陪審員が評決を伝えた後、すぐに出された。陣営の広報担当のマイケル・タイラー氏は「今日の評決が米国民が直面している単純な現実を変えるものではない。ドナルド・トランプを大統領の執務室から遠ざける方法は投票することだけだ」と述べ、11月の大統領選でバイデン氏に投票するよう呼びかけた。
一方で、今後の大統領選の展…