MIXIの笠原健治取締役ファウンダー=2024年12月24日、東京都渋谷区、伊木緑撮影

 新しいSNS「mixi2」が16日、突然出現した。開発したのは、20年前に始まり、日本中を席巻したSNSの先駆け「mixi」と同じ「MIXI」。いまあえて新しいSNSを投入したのはなぜか。創業者の笠原健治取締役ファウンダーに話を聞いた。

 ――開発の経緯は。

 MIXIは、コミュニケーションサービスをずっと手がけてきました。

 ゲームアプリの「モンスターストライク」は、ゲームを介して友達とわいわい遊ぶツール。写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」は、子どもの写真や動画を通じて家族が対話、交流するためのツールです。

 その中でも、SNSはコミュニケーションそのもの。もう一度手がけたいという思いはずっとありました。

 ――しかし、すでにほかのSNSが飽和している状況です。

 数年前からSNS自体が変わってきているなと感じていました。

 もともとは友人知人との交流…

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