世界選手権の開催地フィリピンから帰国して取材に応じたバレーボール男子日本代表の石川祐希

 バレーボールの男子日本代表は、フィリピンで開催中の世界選手権で1次リーグ敗退に終わった。

 「表彰台に上がれなかったのは非常に残念」

 19日にオンラインで会見したロラン・ティリ監督が語ったように、51年ぶりのメダルを目指していただけに失望感は大きい。

 1次リーグでは世界ランキングで下位のトルコ、カナダに2試合連続でストレート負けし、敗退が決定。第3戦のリビアには快勝したものの、目標にはほど遠い結果だった。

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 監督は「フィジカル面で強いチームに対しての結果が伴わなかった」と分析した。

 2メートルを超える長身の選手を数多く擁するトルコとカナダにはサービスエースを許したり、強打をブロックされたりする場面が目立った。

 7月のネーションズリーグ準々決勝でポーランドに敗れた時も同じ課題を抱えていたが、対応できなかった形だ。

 体格で劣る日本としては「プ…

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