バングラデシュの首都ダッカで21日、訓練中の戦闘機が学校敷地内に墜落し、地元メディアによると少なくとも19人が死亡、100人以上が負傷した。軍などが原因を調べている。
地元紙デイリースターによると、戦闘機は同日午後1時すぎに離陸し、同1時18分ごろに学校に墜落した。軍や消防が負傷者の救出にあたり、病院に搬送したという。学校の男子学生は同紙に「授業が行われていた2階建ての校舎に墜落した」と語ったという。
同紙は地元消防の話として、19人の死亡が確認されたと伝えた。その中に戦闘機のパイロットも含まれるといい、他の死傷者の多くは学生とみられる。AP通信が在学生に聞いた話によると、この学校には小学校から高校生までの約2千人が在学しているという。