インドが実効支配する北部カシミール地方で武装勢力が観光客らを殺害する事件を起こし、パキスタンとの緊張が高まっている中、パキスタン軍は3日、地対地ミサイルの発射実験を行い、成功したと発表した。
同軍は声明で、訓練の目的について「作戦の準備態勢を確保し、高度なナビゲーションシステムや操作性を含むミサイル技術を検証するため」と説明した。同軍は1日にも軍事演習を行った。
一方、インド軍は2日、軍事施設が攻撃を受けて使用できなくなる事態を想定し、戦闘機を幹線道路上に発着させる訓練を行った。
インドは「報復措置」パキスタンは関与否定
対立の発端は4月22日、カ…