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パキスタン北部のカラコルム山脈の山々=2013年、武石英史郎撮影
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 パキスタン北部のカラコルム山脈の高峰で日本人の登山者が滑落事故で死亡した、と地元紙「K2」が3日に報じた。在パキスタン日本大使館も死亡について確認した。

 現場はスパンティーク峰(標高7027メートル、別名・ゴールデンピーク)。同紙などによると、事故に遭ったのは長野県の大西浩さん(64)で、登頂後に同行者とともに下山途中、氷河の亀裂(クレバス)に転落した。遺体は3日に「キャンプ1」まで運ばれたという。同大使館によると、滑落事故が起きたのは2日だったという。

 同じ山では、6月中旬、別の登山隊の日本人1人の死亡が確認され、1人が行方不明となっている。(バンコク=武石英史郎)

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