【動画】太秦映画村でパルクール・パフォーマーによる新しい忍者ショー=新井義顕撮影
東映太秦映画村(京都市右京区)で12日から、開村50周年の一環として、臨場体験型の忍者イベント「NINJA EXTREME PARTY」が始まる。ライブ忍者ショー「NINJA WARRIORS」では、フランス発祥のパルクールのパフォーマーやアクション俳優らが忍者に扮し、これまでにない本格的な忍者ショーを行う。また、来場者がパルクールやスラックラインを実体験できるイベントもある。
パルクールは、走る、跳ぶ、登るなどの動作で、障害物や地形を乗り越えて進むスポーツ。
三重大学教授で国際忍者学会の山田雄司会長がイベントを監修したといい、三重県伊賀市や滋賀県甲賀市などから忍者に関する展示品を借り、実際に見ることもできる。大阪・関西万博などを訪れた外国人らの集客を目指すという。イベントを企画した南田圭一郎プロデューサーは「今年予定されているリニューアル開業時には、訪日外国人やZ世代を意識した、よりスケールアップした忍者ショーを目指したい」と話している。
イベントは6月29日まで。ライブ忍者ショー「NINJA WARRIORS」は土日祝のみ。