元秘書らへのパワハラ疑惑が報じられた立憲民主党の水野素子参院議員(55)が21日、神奈川県庁で会見を開き、7月に予定される参院選の立候補辞退を報告した。神奈川選挙区(改選数4)に現職2人を擁立する予定だった立憲の公認候補予定者は牧山弘恵氏(60)に一本化された。
水野氏は会見で「私の言動で不快な思いをされた皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪した。元秘書からため口で挑発的な言葉を言われ、元秘書を注意する中で言葉を荒らげてしまったと説明した。「私が至らない、まだまだ未熟なところ」と反省の弁を述べた。報道内容について、「運転席を蹴るといったことはない」と述べ、「かなりの部分が伝聞とかうわさで固めている印象」と語った。
神奈川選挙区の情勢について、「正直、かなり厳しい選挙戦を日々準備してきた。(牧山氏と)2人(当選)で政権交代を生み出そうという中で活動してきた」と振り返り、「(パワハラ報道が出て)ここから追い上げるのは現実問題として厳しいと受け止め、ご迷惑をおかけしないためにも(辞退を)判断した」と語った。
牧山氏への支援については「…