東京税関が押収した約2キロの覚醒剤=2024年12月3日午後2時2分、東京税関、恒川隼撮影

 営利目的で覚醒剤を輸入したとして、埼玉県警は4日、埼玉県坂戸市の専門学校に通うベトナム国籍の男(23)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 組織犯罪対策1課によると、男は他の人物と共謀して5月、営利目的でアメリカから覚醒剤約2キロ(末端価格1億3200万円相当)を隠した荷物を同県川越市のアパート宛てに発送し、6月2日に成田空港に到着する航空便で輸入した疑いがある。

 覚醒剤は、黒いテープが巻かれた透明の袋に入っており、パンケーキをつくる機械の中に隠されていた。東京税関の職員が発見した。

 男は10月、合成麻薬MDMAを使用したとする麻薬取締法違反容疑で逮捕・起訴されていた。

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