フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪・東和薬品ラクタブドームで開幕する。
5年ぶりの出場となるペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は開幕前日の19日、本番リンクで氷の感触を確かめた。「りくりゅう」の2人は練習後、ペアを取り巻く日本の状況の変化や、12月上旬にフランスであったグランプリ(GP)ファイナル後の過ごし方などについて語った。
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報道陣との主なやり取りは以下の通り。
――本番のリンクで練習してみて、調子はいかがですか?
三浦 「時差がないので、すごく調整しやすい全日本になるかなって思います」
木原 「すごく良い氷をつくって下さって、ありがたいと思いました。ファイナル終了後から帰国しているので、体の状態は良いので、しっかりあとは試合に向けて調整していきたいなって思います」
――GPファイナルが終わってから、かなりタイトなスケジュールでもあると思います。どんな練習を積んできたか教えて下さい。
三浦 「GPシリーズの疲れを取ることを優先して、その次に『数ではなく良い練習をする』っていうふうにしていました」
木原 「量をこなすっていうより、細かい確認やファイナルで技術的なずれが出ていたので、そこの修正を2人でやってきました」
――この大会で成し遂げたい、見てほしいというところは?
三浦 「5年ぶりの全日本選手権なので、すごく緊張すると思うんですけど、とりあえずは1回目の全日本の点数を超えたい」
木原 「まずは出場することができてうれしいです」
――5年ぶりの全日本です…