農林水産省は29日、備蓄米の随意契約について、申し込みが確定した61社を発表した。約70社が申し込んでいたが、資格や申請書類に不備があったところを除外した。
ファミリーマートは29日、申し込みが受理されなかったと明らかにした。27日に2022年産の備蓄米3千トン分を申請。1キロ400円(税別)のパックで、6月上旬に全国の店舗で販売することをめざしていた。
- 【一覧】備蓄米の随意契約 申し込み確定の61社
- 随意契約の備蓄米、引き渡し開始 欠かせぬ精米「かなり時間も」
備蓄米の売り渡し先は、見込みも含めて年間1万トン以上のコメを扱う小売業者とされている。同社は弁当などの中食で使う分も含めて申請した。
29日に開かれた中小スーパーや米穀店向けの説明会に改めて参加したという。30日以降に、21年産米の随意契約を申請する方針だ。
セブン、ローソンも受理されず 再申請する方針
コンビニ大手では、セブン―…